研修レポート研修現場に潜入レポート!

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「教える側」、
「教えられる側」で
見えてくるもの

左:服部 寛朗さん(TC研修生)
右:池田 昇平さん(TCインストラクター)

「生きた知識を得る」ために 保全研修を受講

  • 服部私は保全業務に携わりながらこれまで独学でいろんな資格を取得してきました。ですが、もっと実務につながるような知識を体系的に得ようと思い、今回テクノセンター(TC)で研修を受けることにしました。
  • 池田そうだったんですね。とは言え、服部さんがお持ちの資格はそうそうたるものばかりですよね。「機械保全1級(機械)」や「機械保全2級(電気)」、「QC検定3級」、「危険物2種第4類」「フォークリフト」など、これら全てを独学で取得されたのはすごいと思います。
  • 服部いえいえ、そんなことありませんよ。基本的に資格は勉強を続けていれば取得できます。ただ、「現場で使える生きた知識」はなかなか簡単に得られるものではありません。その点、今回の研修では、経験豊富なインストラクターの皆さんが、実務経験に基づく知識を教えてくれると感じています。これまで現場や資格の勉強を通して学んだ知識がパズルのようにつながり、一つの大きな絵のように浮かび上がってきたような印象を受けています。
  • 池田なるほど。確かにインストラクターは現場での経験が豊富な人ばかりですからね。自身の経験に基づく生きた知識を得られるのは、この研修の大きなメリットですよね。

「あの人のようになりたい」 憧れの気持ちからインストラクターを目指す

  • 服部池田さんはどういう経緯で研修を受けることになったのですか?
  • 池田私は2011年に入社しました。現場にオペレーターとして配属後、保全業務へキャリアチェンジするため、東広島テクノセンターでスタンダード研修を受けました。そこで研修を受けていた時によくインストラクターの方に質問に行ったのですが、その方は親切に何でも丁寧に、わかりやすく教えてくれました。それがすごいな、と思いインストラクターに憧れるようになりました。
  • 服部それからインストラクターを目指したということですか?
  • 池田そうです。ただ、教えられる側と教える側では学ばなければならないポイントは異なります。そこで今回、服部さんが受けている保全研修に、インストラクターの補助要員として参加し、どのように教えるのが研修生の皆さんにとって一番分かりやすいのかを考えながら、研修をサポートしています。
  • 服部そうですか。さまざまなタイプの研修生がいる中、みんなに分かりやすく教えるのは大変なことですよね。
  • 池田研修生にとって理解が難しいのはどこだろうか、ということを研修生の反応を見ながら日々学んでいるところですね。

研修を通して 自然と醸成される一体感

  • 池田まだ研修の途中ですが、研修を受けたことの一番のメリットは何ですか?
  • 服部やはり知識を体系的に得られる、ということではないでしょうか。例えば先日「5Sの意味がわかるか」という質問をされました。何となく分かってはいたのですが、全てを完璧に言うことはできませんでした。やはり基本となる知識は完全に自分のモノにしていないといけないなと、思い知らされる経験でしたね。
  • 池田そうですよね。基本知識は何となく知ったつもりになって疎かにしてしまいがちな人が多いかもしれません。しかし、基本が完璧でないと、その上にどんな知識を積み重ねていっても土台から崩れてしまいますよね。
  • 服部おっしゃるとおりです。これも先日のことですが、「清掃は点検なり」という基本に立ち戻って、機械の掃除をしていました。すると不具合を発見でき、トラブルの前兆に気付くことができました。
  • 池田「分かったつもり」が一番良くないですからね。経験を重ねれば重ねるほど基本の重要性に気付きますよね。
  • 服部私がいつも思うのは、「現場で自分を助けてくれるのは自分しかいない」ということ。私が多くの資格を取得しようとしているのも、この思いが背景にあるからかもしれません。
  • 池田特に保全業務は、最後に頼られる存在ですからね。責任も大きいですよね。
  • 服部そうです。だからこそ、この研修を通して幅広い知識を得てワンランクもツーランクもアップした状態で現場に戻りたいと思います。そして今後は、国家資格の機械保全士の「特級」を取得することを目指し、研鑽を積んでいきたいと思います。
  • 池田「特級」は社内でもまだ取得者が少ないですので、挑戦する際はテクノセンターでもしっかりサポートさせていただきますね!もちろん私自身も皆から頼られるインストラクターをめざして成長していきたいと思います。

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